「なぜ悪は存在するの？」と疑問に思ったことはないでしょうか？ 哲学者たちも「悪の存在」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。 ※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
中世西洋の哲学者たちの回答
アウグスティヌス
「人間には自由意志があり、自由意志は悪い行動の原因にも正しい行動の原因にもなり得る。しかし、人間は原罪を背負っており、自由意志を正しい行動に使うことができないから、人間は必然的に悪をはたらいてしまう。信仰して神の恩寵を受ければ、正しい行いに自由意志を当てることができるようになるが、神の恩寵を受けないと、必然的に悪に染まってしまうのだ」
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