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絶対的な真理は存在するの?
「存在しない。『●●は××である』という主張には必ず対立した主張が存在してしまうため、たった一つの本質などない。また、たとえあったとしても、人間は相対的なものだから、物事の本質は知ることはできない」
真理を探究のために必要なものは?
「そもそも絶対的な真理が存在するかは疑わしいが、たとえあったとしても、人間の理性は習慣に縛られているため、真理にたどり着くとはできない。演繹法は、積み上げている理論自体が正しいとは限らないし、帰納法は、観察自体が感覚なので、万人に共通する答えが見つかるとは思えない」
幸せになるためには何をすればいいの? 心の安定はどうやったら得られるの?
「『物事の本質は何か』といった知りようがないことを考えるのをやめるべきである。『その物事に対して我々はどのような状態にあるか』『その状態から我々は何を受け取れるか』を考え、無駄なことに心を乱されないようにするべきである」
哲学の意義は?
「哲学に意義はない。哲学の営みそのものが無駄である」
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