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ピュロンの人物情報・基本知識・名言

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人物情報

紀元前360年頃~紀元前270年頃

古代ギリシアのエリス出身

懐疑主義:人間は相対的なものだから、物事の本質は知ることはできない。

基本知識

真理に対する懐疑

「●●は××である」という主張には必ず対立した主張が存在してしまう。たった一つの本質などないのではないか?

理性に対する懐疑

理性も習慣に縛られている。

演繹法は、積み上げている理論自体が正しいとは限らない。帰納法は、観察自体が感覚なので、万人に共通する答えが見つかるわけがない。

哲学の営みそのものを否定した。

幸福のために

「物事の本質は何か」に対しては判断の中止(エポケー)する。知りようがないから考えることをやめるべきである。

そして、無駄なことに心を乱されないようにし、アタラクシアを目指す。


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