☆ピュロンと対話しよう→ピュロンが質問・疑問に答えます!
人物情報
紀元前360年頃~紀元前270年頃
古代ギリシアのエリス出身
懐疑主義:人間は相対的なものだから、物事の本質は知ることはできない。
基本知識
真理に対する懐疑
「●●は××である」という主張には必ず対立した主張が存在してしまう。たった一つの本質などないのではないか?
理性に対する懐疑
理性も習慣に縛られている。
演繹法は、積み上げている理論自体が正しいとは限らない。帰納法は、観察自体が感覚なので、万人に共通する答えが見つかるわけがない。
哲学の営みそのものを否定した。
幸福のために
「物事の本質は何か」に対しては判断の中止(エポケー)する。知りようがないから考えることをやめるべきである。
そして、無駄なことに心を乱されないようにし、アタラクシアを目指す。
☆ピュロンと対話しよう→ピュロンが質問・疑問に答えます!