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人物情報
1806年～1873年
イギリスのロンドンに生まれる。
功利主義：社会全体の利益を求めるため、善悪の判断をその行為がよい結果をもたらすかどうかに求めた。
主著
『功利主義』：ベンサム主義の修正を行った。
『自由論』：イギリスの市民社会において個人の自由の擁護を目指した。
基本知識
質的快楽主義
快/苦には量には還元できない質的差異がある。精神的快楽は肉体的快楽よりも価値がある。
知的な好奇心に興味が向かないほど劣悪な生活を強いられる社会を是正すべきだ。
危害原則
人間が発達するためには身体・経済に加えて精神の自由が必要である。個性を尊重すること、個人の自由を最大限に重視すべきである。
よって、個人は、他者に危害を与えない限り何をしても許される。この考え方を危害原則という。
名言
「満足した豚であるより、不満足な人間である方がよく、満足した愚か者であるよりも、不満足なソクラテスである方がよい」
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