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「夢=職業選択」ではありません!

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「夢=職業選択」というのは、誤った考え方です。

職業選択は夢への過程であり、仕事は夢を実現させるための手段です。決して職業選択を目的としてはいけません。それは、「手段の目的化」となります。

しかし、多くの大人や学校の先生などは、「夢を持ちましょう」「夢に向かって頑張りましょう」という言葉を、「自分のなりたい職業を決めましょう。そして、そのために頑張りましょう」という意味で使ってしまっています。

これでは、子どもは夢を持つことができなくなってしまいます。

子どもの経験では、職業や仕事を想像することが難しく、「自分に合った職業や仕事」を決めることなどできません。また、今の時代、職業や仕事などの変化も激しく、新しい職業や仕事が生まれたり、既存の仕事もその内容が大きく変わっていきます。このような状況で、「将来なりたい職業や仕事=大人が言うところの夢」を確定させることなど難しく、結局、「周りの大人が満足しそうな夢」あるいは「夢っぽい夢」を選択せざるを得ないのです。

これが、現在の教育の問題点であり、社会に根付く問題であると思います。

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