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「心は何でできているの?」「魂は何でできているの?」「精神は何でできているの?」「意識は何でできているの?」という疑問を哲学者たちに聞いてみよう!

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「心は何でできているの?」「魂は何でできているの?」「精神は何でできているの?」「意識は何でできているの?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
哲学者たちも「心」「魂」「精神」「意識」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。
※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
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古代西洋の哲学者たちの回答

アナクシメネス

「人間も息(プラウマ)をすることで生きている。つまり、空気は生命力を持った存在であり、魂も空気で構成されている。そして、宇宙の内部を空気が循環することで、魂も循環し、生命が維持されている」

近代西洋の哲学者たちの回答

ルネ・デカルト

「心的なものと物質的なものは、それぞれ独立した実体である。身体(物質)は、空間的な広がりを持つ思考できない延長実体であり、心は空間的な広がりを持たない思考できる思惟実体である」

バールーフ・デ・スピノザ

「心も体も全体としての神の属性の一部であり、それぞれが異なる二つの仕方で表現されているに過ぎない」

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

「精神の基本的な働きは自覚であり、それは自分の内面にあるものを外の何ものかに表現する自己外化によって行われる」

現代西洋の哲学者たちの回答

カール・マルクス

「この世界は、物質が実体であり、精神は物質の活動形態に過ぎない。つまり、政治や文化、思想や芸術といった人間の理性的な意識や自由意志は、結局、そのときの経済に規定される」

エーリッヒ・フロム

「個人の心理は動的なものである。人間の心理と時代ごとの社会は互いに影響し合って、ときにはその時代固有の精神性を発揮する」

ジークムント・フロイト

「人間の意識は、超自我(スーパーエゴ)、自我(エゴ)、エス(イド)の3つでできている。スーパーエゴは幼いころのしつけなどを通じて組み込まれた良心のことで、エゴは心の主体や意識のことで、エスは精神の奥底にある野性的で本能的な領域のことである。スーパーエゴとエスが無意識にあたる領域で、エゴは2つの無意識に板挟みにされ、それを調整する役目をしている」

カール・グスタフ・ユング

「無意識には、個人的無意識以外に民族など一定の人間集団に共通の集合的無意識がある。集合的無意識は、多くの象徴的なイメージに満ちている。このイメージのことを元型(アーキタイプ)と呼ぶ。この元型は神話や昔話などにあらわれ、人間に共通のイメージパターンとなる。そのため、人間の感性には共通のパターンが存在するのである」

アブラハム・マズロー

「人の心には、5つの欲求がある。

  1. 生理的欲求:おなかがいっぱいならば満足する欲求。
  2. 安全と安定の欲求:危険がなく安定した生活をしたいと願うこと。
  3. 愛と所属への欲求:人から好かれたいと思うこと。
  4. 自尊の欲求:他人から尊敬されたいと思うこと。
  5. 自己実現の欲求:みずからの可能性を実現したい欲求。

欲求の持ち方によって人間の精神レベルが上昇し、自己実現の欲求が最高の欲求である」


☆質問とその回答一覧はこちら→哲学者たちと対話してみよう! 哲学者たちに悩みを聞いてもらおう!

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