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「宇宙に法則はあるの?」「この世界はどういう法則で成り立っているの?」という疑問を哲学者たちに聞いてみよう!

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「宇宙に法則はあるの?」「この世界はどういう法則で成り立っているの?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
哲学者たちも「宇宙の法則」「世界の法則」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。
※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
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古代西洋の哲学者たちの回答

ヘラクレイトス

「万物は流転している。つまり、世界は絶えず変化を繰り返しているのだ。それはまるで、我々が同じ川に二度と足を入れることができないのと同じである」

ピタゴラス

「宇宙の中心にかまどがあり、その周りを10個の星が回っている」

アリストテレス

「物事を成り立たせているものは、物事の内にあるのだ。すべてのものは何かしらの理由を持って存在しており、質料(物事の材料は何か)・形相(物事がどのような設計図を基に成り立っているか)・起動(物事がどのような運動をしているか)・目的(物事は何を目的としているか)の4つがその原因となる」

近代西洋の哲学者たちの回答

デイヴィッド・ヒューム

「因果関係は自然界の法則ではない。なぜなら知覚できないため、人間や自然に備わったものでもないからだ。接近(原因と結果が近距離の存在)、継起(原因と結果が時系列に並んでいる)、必然的結合(原因により結果が必ず起こるという経験)の3つの要素が満たされた経験が習慣になり、そして、信念になり、因果を必然であると信じ込む」

ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ

「世界は神によってあらかじめ定められたルールをたどっているだけである。神があらかじめそう定めているから、世界は調和している。無限の絶対者である神が設計しているから、世界は調和しているように見える」

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

「世界の変化の法則は弁証法である。弁証法とは、テーゼ(正)に対立するアンチテーゼ(反)があるとき、この2つの議論は両者の立場を考慮しつつ、お互いの立場を超えた第三の立場へと押し上げ(アウフヘーベン(止揚))、そして、ジンテーゼ(合)となるというプロセスのことである。このプロセスが無限に繰り返されているのが、この世界である」

現代西洋の哲学者たちの回答

アルトゥル・ショーペンハウアー

「世界のあらゆる表象は、生きるための絶え間ない努力を続けている。自然法則は、この生への盲目的な意志が、むき出しに表れている。植物、動物、人間(理性)と高位になっていくにつれて、この生への盲目的な意志は見えにくくなっていく」

フリードリヒ・ニーチェ

「この世界は、永劫回帰している。つまり、キリスト教のいう最後の審判や天国などというものはなく、意味や目的も、ただ虚無なる生を永遠に繰り返しているのである」

アンリ・ベルクソン

「この宇宙には、生の躍動(エラン・ヴィタール)が流れている。生の躍動とは、宇宙における生命の創造的な流れのことで、動物の様々な種を生み出し進化させている。これは人間社会をも、防衛本能による閉鎖的な閉じた社会から、人類愛にもとづく開いた社会へと進化させる」

ジル・ドゥルーズ

「この世界には、本来、明確な秩序など存在せず、人間が無理やり体系化しているだけである。この世界は、ただ差異が反復されているだけの世界で、人は差異を抜き取った世界を見て、同一性があると思い込んでいる」

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

「世界の意味を語ることはできない。世界の中のすべてはあるがままにあり、生起するがままに生起する。世界のうちにはいかなる価値も存在せず、またたとえ存在したところで、その価値にはいかなる価値もないであろう。世界がいかにあるかが神秘なのではない。世界があるという、その事実が神秘なのだ」


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