人物情報
1859年~1952年
アメリカのバーモンド州バーリントンに生まれる。
プラグマティズムを完成させた。また、デューイの立場は道具主義とも呼ばれる。
- プラグマティズム:行為の結果を重視するアメリカの哲学。近代科学の成功を素直に肯定し、合理的で向上的な人間生活を目指す思想。
- 道具主義:知識は生活改善の道具であるとする立場。
デューイが唱えた問題解決学習という実践的学習方法は、戦後の日本学校教育にも影響を与えた。
主著
『民主主義と教育』
基本情報
真理は固定されない
知識は人間生活の中にある問題を解決するために役立つものでなくてはならない。もし社会の変化によって、かつて役立っていた知識が役立たなくなった場合は、変更されなくてはならない。
いかなる知識も仮説であり、ほかの道具と同じく絶えず改善されるべきものである。(かつての哲学が目指した永久不変の真理などはない。)
創造的知性
仮説を立て、結果により検証を行い、生活改善に有用な道具である知識を求める理性を創造的知性と呼んだ。
デューイは創造的知性を育成するため教育を重視し、問題解決学習という実践的学習法を唱えた。
名言
「真理であるから有用、有用であるから真理」
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