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人物情報
紀元前490年ころ~紀元前420年ころ
トラキア海沿岸の町のアブデラ生まれとされる。
弁論術の始祖とされる。
ソフィスト:若者の教育をする職業。表向きは徳と正義を教えるとしていたが、実際は相対的で利己的な政治野心を植え付けていたとされる。
基本知識
相対主義:絶対的普遍的な真理など存在しないとする立場。価値とは、ある一定の条件下でのみ、あるいは他との比較によってのみ存在するという考え方。
弁論術の始祖とされる。直接民主制の時代においては、弁が立つことが重要となる。絶対的な真理など存在しないので、説得できればそれが真理になる。
ソフィストたちは、後の哲学者(ソクラテス、プラトンなど)から強く批判されるが、哲学の主題を普遍的な真理(ピュシス)の探究から人間の内部(ノモス)へと移したことと、実用的な哲学を探究したことに功績がある。
名言
「人間は万物の尺度である」
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