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人物情報
紀元前487年~紀元前376年
シチリアのレオンティノイに生まれる。
質問を受け即興で答えるというパフォーマンスで人気を博した。弁論術、修辞学を巧みに操って「詭弁の父」と呼ばれる。
ソフィスト:若者の教育をする職業。表向きは徳と正義を教えるとしていたが、実際は相対的で利己的な政治野心を植え付けていたとされる。
→ソフィストがお金が稼げる職業となり、啓蒙よりも相手を論破する詭弁を重視するようになった。
基本知識
主著『あらぬものについて』で、エレア学派(パルメニデス)の「ト・エオン(ただあるもの)」を否定した。
→懐疑主義:物事の存在や価値などを信じない考え方。人間には絶対的・普遍的な真理を捉えることは不可能であるとする立場。
ソフィストたちは、後の哲学者(ソクラテス、プラトンなど)から強く批判されるが、(特にアテネでの)学問の発展に貢献し点と、哲学自体の否定の哲学の提示をしたという点には功績があると言える。
名言
「何も存在しない。たとえ存在するとしても、それを知ることはできない。知り得たとしても、そのことを他人に伝えることはできない」
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