人物情報
1771年~1858年
イギリスの北ウェールズ地方モントゴメリーシャーで、小手工業者の子として生まれ、10代で商店に奉公して各地を転々とした。この間に産業革命にともなう労働者の困窮を目撃する。
自身は綿業王と呼ばれた実業家であったが、自らが経営するニューラナーク紡績工場で幼児労働を廃止し、勤労条件改善を行った。
その後アメリカに渡り、ニューハーモニー村という共同体建設をはかったが、これはうまくいかなかった。
協同組合運動を指導したことでも知られている。
ロバート・オウエンは空想的社会主義者(ユートピア的社会主義者)とマルクスに呼ばれる。
空想的社会主義(ユートピア的社会主義):資本家と労働者の対立を見抜いていない甘い考えであるとマルクスは批判した。
基本知識
勤労条件の改善
資本家の良心によって労働者の生活水準の向上を実現すべきである。
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