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人物情報
紀元前610年頃~紀元前546年
ミレトス学派の始祖、ミレトスの三哲人(タレス・アナクシマンドロス・アナクシメネス)の一人。
基本知識
「アルケーは無限なるもの(ト・アペイロン)である」と主張した。タレスの言う「水」では相反するもの(タ・エナンティア)について説明できない。
※相反するものとは、熱気と冷気、乾燥と湿潤、昼と夜など。「湿っている」という性質をもつ水から、相反する「乾燥」を水自身から生み出せない。
よって、アルケーは単一でなく、無限にあり、かつ、特定されない無限定なものでなければならない。
矛盾の解消のために、概念を用いたことによって、以後、目に見えるものを超えた思考が可能となった。
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