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人物情報
1775年~1854年
ドイツのレオンベルグに生まれる。
観念論:観念とは、心の中にある意識内容や思考対象を指す。観念論は精神的なものを重視する思想。対立するのが唯物論。
フィヒテの思想を批判的に引き継ぎ、ヘーゲルへとその思想をつないだ。
基本知識
同一哲学
絶対的な自我である「絶対者」が、理論理性も実践理性も包括しており、自我(精神)の根拠だけでなく、非我(自然)の根拠にもなっている。
精神性の量
絶対者から精神と自然に分かれるのは、精神性の量の問題である。それぞれの要素の流れ出る割合によって変化する。つまり、精神性が高ければ精神となり、精神性が低ければ自然となる。
我々も両方の要素を持っているが、精神の要素が多いから精神として表れている。
精神性が高い | 芸術哲学(自分以上のものを表現しようとする) |
↑ | 実践哲学(自由の実践) |
精神性が低い | 理論哲学(必然的なものを追い求める) |
芸術は絶対者そのものを直感して、それを表現することである。
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