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「歴史とは何か?」「人間の歴史に法則はあるのか?」という疑問を哲学者たちに聞いてみよう

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「歴史とは何か?」「人間の歴史に法則はあるのか?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
哲学者たちも「歴史」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。
※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
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近代西洋の哲学者たちの回答

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

「この世界のすべては絶対精神の表れである。絶対精神は無限な存在であり、すべてのものの原因であり、世界のすべてを含んでいる。絶対精神に内包される有限者が変化を繰り返していき、その営みが世界であり歴史である」

現代西洋の哲学者たちの回答

カール・マルクス

「人間の歴史は、原始共産制→古代奴隷制→中世封建制→近代資本主義→共産主義の順番で発展する。このように、経済構造が形を変えて前進していく。また、人間の歴史は階級闘争の歴史でもある。原始共産制では階級闘争はなかったが、古代奴隷制社会では奴隷主と奴隷の階級闘争があり、中世封建制では領主と濃度という階級闘争が発生した。そして、近代資本主義社会では資本家と労働者という階級闘争が起こっている。そして、いつか労働者が団結して資本家を倒し(社会主義革命)、社会主義国家が建設されると主張した。これにより階級闘争は終わり、最終的に共産主義へと至る」

エーリッヒ・フロム

「自己保存欲求(食べたい、寝たい、生きたい)の実現のために、自由を実現する。そして、自由が増大すると孤独も増大する。孤独が増大すると帰属欲求によって内的な自由を制限しようとする。この自由からの逃走を繰り返してきたのが、人間の歴史である」

クロード・レヴィ=ストロース

「歴史とは『西洋文明の歴史』を指すことが多く、歴史という概念自体が、西洋文明による偏見である。『人間によって歴史がより良い方向に進む』という主張は西洋的な価値観の押し付けであり、『歴史は一直線に進展しており、西洋文明が歴史の先端である』というような考え方は、傲慢で、主観的で、自民族中心主義的で、西欧中心主義的だ」


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