「世界が平和になるためにはどうすればいいの?」と疑問に思ったことはないでしょうか? 哲学者たちも「世界平和」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。 ※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
古代西洋の哲学者たちの回答
キプロスのゼノン
「人間はすべて理性を持っている点で本質的に平等なので、みな人間として等しく尊重されるべきである」
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近代西洋の哲学者たちの回答
イマヌエル・カント
「すべての国家が民主制を採用すべきである。また、軍隊を廃止すべきである。そして、国家間のルールを定めた国際法を規定し、国際的な平和機関を作るべきである」
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現代西洋の哲学者たちの回答
エマニュエル・レヴィナス
「他者は、自己と異なる者として自己に向き合う存在であり、『私』が絶対に理解しきれず、根本的『他性』を持つ重い存在であると認めることで、他者を尊重できるようになり、世界はより平和になっていく」
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ハンナ・アーレント
「国際法上の平和に対する罪の定義を明確にすべきである。この定義があいまいであることが問題だ。例えば、原爆投下なども正当に裁かれるべきである」
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バートランド・ラッセル
「宇宙の市民になるべきだ。自身を空間的、時間的な世界の一員だと認識し、全生命に対する仲間意識を持つだけでなく、時間を超えて将来の生命に対しても愛を注ぐことで宇宙の市民となれる」
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アルフレッド・アドラー
「共同体に貢献するべきである。まずは、共同体の最小単位である『わたしとあなた』に貢献し、家族、地域コミュニティ、国家、人類・世界、宇宙(動植物、無生物も含めて)と貢献する共同体を広げていくのである。このように人類全体を包括する理想社会にとっての共通の利益や福祉に貢献することが、幸福になるために必要な行為である」
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