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「人はなぜ労働しなければいけないの?」「労働の意義は?」という疑問を哲学者たちに聞いてみよう!

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「人はなぜ労働しなければいけないの?」「労働の意義は?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
哲学者たちも「労働」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。
※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
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近代西洋の哲学者たちの回答

マルティン・ルター

「世俗の職業は神の召命による天職(ベルーフ)である。よって、禁欲的に働くことが、信仰を表現することになる」

ジャン・カルヴァン

「自分が神に選ばれた人間なのかを知るために人は働く。天国行ける人間は選ばれし人間だから、選ばれし人間は現世でもそのような振る舞いをするであろう。職業労働に励み、勤勉・倹約を徹底し、富を蓄えることで、自分は天国に行ける人間であるという証明を求めているようだ」

ジョン・ロック

「人間は生まれながらに労働所有権を持っているからである。労働所有権とは、自分自身の労働によって生産されたものは、その人の所有物であるという権利だ」

現代西洋の哲学者たちの回答

カール・マルクス

「明日も同じように元気に働くために必要なお金を稼ぐためである。本来、労働は人生そのものであり、人間の本質であった。しかし、資本主義によって、その意味は大きく変わり、むしろ自己実現を妨げるものとなってしまった。そのため、資本主義社会において労働は苦しみなのである」

エーリッヒ・フロム

「仕事への適応が個人の性格を変化させ、非合理性を生み出す一時的な要因である」

ハンナ・アーレント

「労働は生存のための行為である。労働社会では、多くの人間がただ生きるためだけに生活しているだめ、他者への介入が極端に少ない。このような社会は全体主義を生み出す可能性がある」

カール・ヒルティ

「道徳、教養、愛、健康を身に着け、欲望、嫌悪、怒りをコントロールし、死、病気、貧困を受け入れる。そのうえで、やりがいのある仕事に没頭しなければ真の幸せは訪れない」

アルフレッド・アドラー

「他者との協力なくして成立する仕事は原則としてはありえない。仕事における対人関係の悩みを解決することが、幸せに生きるためには必要である。対人関係で問題が生じたときは、どれほど困難に思えても向き合わなければいけない。そのままの状態で立ち止まり、先延ばしにするのが一番よくない。関係を切るならば関係を切る。関係を切らない、もしくは切れないならば、その問題から逃げずにとことん向き合う、そんな勇気が必要である」


☆質問とその回答一覧はこちら→哲学者たちと対話してみよう! 哲学者たちに悩みを聞いてもらおう!

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