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「学問をするときの注意点は?」「何に気を付けて学べばいいの?」という疑問を哲学者たちに聞いてみよう!

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「学問をするときの注意点は?」「何に気を付けて学べばいいの?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
哲学者たちも「学問」について考えています。ぜひ彼らの話を聞いてみましょう。
※哲学者本人の言葉ではありません。彼らの思想や言葉から、筆者が想像して回答を書いています。
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近代西洋の哲学者たちの回答

ルネ・デカルト

「現在正しいとされる学問も、過去の慣習や前例によって信じ込まされているかもしれないと疑うことだ。人々の意見が異なってしまうのは人間どうしで理性の大小に差があるのではなく、思考が異なる筋道をとっていて、同一のことを考察していないからである」

現代西洋の哲学者たちの回答

クロード・レヴィ=ストロース

「それぞれの社会の根底には共通する構造があり、それを分析することで、人間の生き方、制度、真実について探究するべきである。同一社会の過去と今を比較するのではなく、現時点でのそれぞれの社会や文化の差異や対立を研究することの方が有意義である」

トーマス・クーン

「科学者は、新しい前提のもとに新しい学説を展開するために、わざと研究や思考の大前提を変えてしまうことがあるので、間違った古い学説が、正しい学説によって塗り替えられるという考えは、必ずしも妥当とは言えない」

ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン

「個々の命題の分析は、理論の全体をふまえて行うべきである」

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

「世界の意味や神や倫理など形而上学的なものは語ることはできない。もし形而上学的なものを語っている人がいれば、その人は全く意味のない記号を使っている。語り得ぬものについては沈黙しなければならない」

マックス・ヴェーバー

「客観性を意識しても、完全に自分の主観や偏見を払拭することはできない。しかし、理想としての客観性を放棄してはならない。主観的な自身の価値観の部分と、客観的な社会科学の研究の部分とをきちんと峻別すべきである」

ライト・ミルズ

「恋愛、家族、宗教であれ、何であれ、すべての社会現象をある単一の体系によって説明しようとする理論(グランドセオリー)は、歴史を完全に放棄し、人間の想像性を欠いた形式的な学問になってしまう。また、統計調査を用いた実証的・科学的な社会学研究は、統計調査という方法に固執して本来の目標を見失っているので、もっと柔軟に考えるべきだ」


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